車載ヘッドライト(テールランプ)用の放熱部品について

完全密封されたヘッドライト・テールランプ内において、LED基盤から発生する熱を出来るだけ放熱させるという事が肝要であり、その為にアルミの放熱部品を使用される事が多くなってきております。
放熱部品の成型に関しては、アルミニウムコイルからプレス加工を行うのが一般的で、その成型された部材にLED基盤を乗せるという仕組みになっています。
取り分け、アルミニウムでも放熱性が良いと言われるのは、1000系となる純アルミ材となりますが、より放熱性を求められる部品の為、1050材を使用される事が多いようです。
ダイキャスト品は様々な合金が混じったアルミ地金を使用する為、どうしても放熱性に欠けます。
それよも、純アルミを鍛造加工し、フィン形状やピン出し形状を成形させる事により、放熱性を向上させ、ダイキャスト品からの切替を検討されるケースもあるようです。